腰痛が治らない原因は、毛細血管いっぱいの「脇」かも?
テーマ:症状別の悩みコラム
みなさん、こんにちは!
杉並区阿佐ヶ谷の整体、研身整体院の院長、小池研身です。
腰痛が治らないとお悩みなら、原因は「脇」かもしれません。
「脇…?腰痛とどんな関係が?」と思う方も多いことでしょう。
そのカギを握るのは、脇を通る広背筋(こうはいきん)です。
何をしても腰痛が治らないとお悩みの方に向けて、
意外と知られていない「脇」の重要性や、
脇を緩めることによる腰痛改善効果についてお伝えします。
腰痛が治らないなら、広背筋をチェック!
腰痛には、実は意外な筋肉が関係しています。
それが、背中を覆う大きな筋肉である「広背筋」です。
広背筋については後ほど詳しくお伝えしますので、
まずは、次のセルフチェック行ってみてください。
(1)身体を前に倒す
立った状態で、ゆっくりと身体を前に倒します。
伸ばすときに、背中のあたりに意識を集中してください。
ぐーっと伸びる筋肉がありませんか?それが広背筋です。
前屈すれば、広背筋が伸びます。そのときに腰の痛みが増すなら、
腰痛が治らない原因は、広背筋の可能性が高いと言えます。
(2)腰をぐるぐる回す
次は、腰をぐるぐると回してみてください。
この回旋の動きをするときも、広背筋が使われています。
ぐるぐる回したときに、腰痛の症状はどうでしょうか?
回すことで腰の痛みが出てくる場合も、
腰痛が治らない原因は広背筋にあるかもしれません。
ところで、広背筋とは?
広背筋とは、どのような筋肉なのでしょうか?
腰痛との関係を知るためにも、ぜひ理解しておきましょう。
広背筋はその名の通り、背中を走る大きな筋肉です。
左右に一つずつあり、とても広い範囲に及びます。
広背筋は腕のつけ根から脇の下を通り、背中へとつながります。
さらにそのまま、腰の上あたりまでつながっています。
日常生活では、物を持ち上げたり引っ張ったりといった
働きを担当する筋肉です。
そのため、普段から腕を使うことが多いと、
広背筋が筋肉疲労を起こしやすくなる傾向があります。
たとえば、一日中デスクワークで腕を酷使する方は、
知らない間に広背筋がガチガチに固まりがちです。
美容師や内職仕事などで、ずっと腕を動かしている方、
重い荷物を持ち上げる仕事をしている方なども、
広背筋が凝り固まっているケースが多々見られます。
もしも広背筋の凝りが原因で腰痛が起こっているなら、
痛みが出ている腰部分だけをほぐしても不十分です。
広背筋にもアプローチして、凝りをほぐすことが重要です。
広背筋への施術は、“脇”がポイント!
腰痛が治らない場合、当院では骨盤の状態や腰痛に関わる筋肉など、
さまざまな要素をチェックして、根本原因を探ります。
広背筋が原因であると分かった場合は、
骨盤の歪みを整えた上で、しっかり広背筋にアプローチします。
広背筋は大きな筋肉ですから、全体をじっくりほぐします。
中でも、重点的に施術を行うのが、「脇」の部分です。
その主な理由は、次の2つです。
(1)多くの筋肉が通るため
一つ目の理由は、「多くの筋肉が通るため」です。
脇は広背筋をはじめ、さまざまな筋肉が通過している部分。
つまり脇は、筋肉疲労を起こしやすい場所なのです。
たとえば、腕と肩甲骨をつなぐ小円筋(しょうえんきん)や、
肩関節を固定させる肩甲下筋(けんこうかきん)なども通ります。
それぞれの筋肉がお互いに関係しあいながら、脇を通過します。
筋肉の構造を把握した上で、丁寧にほぐすことが欠かせません。
(2)毛細血管が集まっているため
二つ目の理由は、「毛細血管が集まっているため」です。
脇は、たくさんの毛細血管が走っている場所の一つです。
つまり脇は、血行障害による筋肉疲労を起こしやすい部分なのです。
当院では、滞りがちな血の流れを助けてあげるためにも、
脇を理想的な状態に整えることを大事にしています。
なお、脇の施術は多くの場合、痛みが伴います。
深い部分にあるインナーマッスルにアプローチしますので、
中には、かなりの痛みを感じる方もおられます。
でも、終わった後は驚くほどの爽快感がありますし、
血流が促された気分になり、脇周りが軽くなるはずです。
ぎっくり腰への施術にも脇は大切です!
実はぎっくり腰の痛みにも、広背筋への施術は有効です。
これまで、ぎっくり腰になり痛みで歩くこともままならず、
ご主人に担ぎこまれた方も何人かおられました。
もちろん施術ベッドに寝転ぶのもやっとの状況です。
腰そのものを押してほしいと言われる方もおられますが、
激しい痛みが出ている場合、腰への施術は逆効果です。
気持ちは分かりますが、腰を触らない方が良いのです。
過緊張を起こしてしまっている腰に直接アプローチすれば、
血流が促されて、緊張緩和に役立つのは事実です。
ただし同時に、痛み物質もたくさん放出されます。
結果として、痛みの緩和にはつながらないどころか、
かえって痛みを引き起こすことにもなりかねません。
そこで当院では、敢えて腰自体には施術を行わず、
腰痛の原因となる広背筋を、少しずつ緩めていきます 。
その他、太ももの裏を通るハムストリングスや、
お尻から脚にかけて走る梨状筋(りじょうきん)など、
腰に影響する筋肉を緩める施術も丁寧に行います。
ぎっくり腰の辛い痛みが、完全にとれるわけではありませんが、
多くの場合、1時間ほど施術することで楽になります。
かつぎ込まれてきた方であっても、帰るときは大丈夫。
ご自身で立ち、しゃがんで靴を履いて帰って行かれます。
まとめ
腰痛が治らない場合、広背筋が原因かもしれません。
ぜひ紹介したセルフチェックを試してみてください。
前にかがんだり、ぐるぐる回したりしたときに、
腰の痛みが増すなら、おそらく広背筋が関わっています。
広背筋は、ご自身でのケアは困難です。
なにぶん大きいですし、他の筋肉とも関連しています。
ぜひ広背筋が原因の腰痛は、当院にお任せください!
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