免疫力を高める方法は?腸脳へのアプローチと運動が重要!
テーマ:症状別の悩みコラム
みなさん、こんにちは!
杉並区阿佐ヶ谷の整体、研身整体院の院長、小池研身です。
私たちの健康を守ってくれるのが「免疫力」です。
免疫力が下がると疲れやすくなり、風邪も引きやすくなります。
代謝が落ちるので血流が悪くなり、肩こりや腰痛の原因にも。
免疫力を高める方法を知ることが、健康な人生につながります。
そこで今回は、免疫力を高める方法を紹介。
基礎知識も確認しながら、今日からすぐ実践できる、
免疫力を高めるための手軽な運動などもご紹介します。
免疫力が下がると、一体どうなる?
免疫とは、私たちの健康を守ってくれる大事な働きの一つ。
まずは、低下してしまうと一体どうなるのか、見てみましょう。
- ・口内炎やヘルペスができやすくなる
- ・疲れやすくなり、疲れもとれにくくなる
- ・季節の変わり目に、体調を崩しやすくなる
- ・アレルギーや花粉症になるリスクが高くなる
- ・風邪やインフルエンザなどにかかりやすくなる
このように、免疫力が下がることでさまざまな不調の原因になります。
逆に免疫力を高める方法を実践していれば、健康を保つことができるのです。
免疫とは?なぜ免疫を高めることが大切?
免疫とは何なのか、基礎知識を改めておさらいしておきましょう。
免疫とは、「異物」を攻撃し、排除しようとする防御システムのこと。
たとえばウイルスや細菌など、身体にとっての異物が体内に侵入した場合、
異常がいち早く感知され、排除しようとするシステムが働きます。
私たちの身体には、実は毎日のようにウイルスや細菌が侵入してきています。
ところが、めったに風邪を引かず元気でいられるのは、免疫のおかげ。
逆に免疫力が低下していると、しょっちゅう風邪を引くことに。
免疫が十分に機能しているおかげで、健康を維持することができるのです。
身体を守る大事なシステムである免疫。その仕事を担っているのは、
NK(ナチュラルキラー)細胞をはじめとした、免疫細胞の数々です。
免疫細胞はチームプレーによって、システムを機能させています。
主な免疫細胞と、チーム内における役目は次の通り。
- ・好中球 …… 活性酵素を放出して、侵入者を攻撃する
- ・ヘルパーT細胞 …… 仲間たちに、活動開始の号令をかける
- ・B細胞 …… 侵入者にぴったりの抗体を出して、敵を攻撃する
- ・マクロファージ …… 侵入者を見つけると、仲間にすぐに知らせる
- ・NK細胞 …… 体内を常にパトロールして、侵入者を見つけると即攻撃
このように、免疫細胞にはそれぞれの役目があります。
連携して働くことで、免疫というシステムを作動させています。
免疫をしっかり高めるためには、それぞれの免疫細胞が元気に、
連携して働ける状態を作ってあげることが欠かせません。
ところが何らかの原因によって免疫細胞がうまく働けなくなると、
本来持っている免疫力が低下し、負けやすい身体になるのです。
免疫力低下の原因、ポイントは「腸脳」「筋力」!
では、一体どのような原因で、免疫力が低下するのでしょうか?
その原因は、主に次の2つです。それぞれについて詳しく解説します。
1)脳が感じるストレスにより、腸内環境が乱れるため
免疫力が低下する一つ目の原因は、
脳が感じるストレスにより、腸内環境が乱れるため。
免疫細胞の多くは腸内で活動しており、人間の免疫力の7割は腸で作られます。
つまり、何らかの原因で腸の状態が悪くなれば、免疫力は低下するということ。
また、腸の状態を保つ上で大切なのが、腸脳相関という考え方。
腸と脳はお互いに深く関わっており、脳から指令が出だされると、
腸からも情報が脳に伝えられ、情報を共有することが分かっています。
分かりやすくいえば、腸と脳は「一心同体」のような関係というわけです。
ストレスを感じると下痢になるのは、腸脳相関であることの証です。
脳は、私たちが気づかない間に、あらゆるストレスを感じています。
たとえば、身体の何らかの歪みがあるだけでも脳はストレスを感じますし、
気温や気圧によってもストレスを感じます。食品添加物もストレスの原因です。
つまり、知らない間に脳がストレス過多になることで、腸にも影響が及び、
免疫力低下の原因になっているということです。
2)筋力不足によって体温が下がるため
免疫力が低下する二つ目の原因は、筋力不足によって体温が下がるため。
体温が1℃低下すると、免疫力が30%低下すると言われています。
現代人は筋力不足の傾向があり、または筋肉がうまく使えていないことから、
体温が低くなる傾向があり、免疫力低下につながっています。
全身に約650個ある特に筋肉で重要なのが、絶え間ないポンプ運動によって、
心臓へと血液を押し返す役割を果たしてくれる「ふくらはぎ」です。
ふくらはぎは常にポンプ運動を行うことで、上へと血液を押し上げます。
それゆえに「第二の心臓」とも呼ばれ、疲れやすい筋肉でもあります。
免疫力を高める方法、その基本メンテナンスは?
ここまで見てきたように、腸や脳の不調、筋力低下などが原因で、
免疫力が低下してしまいます。免疫力を高める方法としては、
当院では次のような施術を主に行っています。
骨盤調整や頭蓋骨調整、腹部調整(内蔵)や操体法など。
また、免疫力を高める方法として、運動についてもアドバイスを行っています。
免疫力を高める運動の一例としては、ウォーキングや体幹トレーニング、
さらには自分の体重のみを使う「自重トレーニング」などがあります。
免疫力を高める運動といっても、むずかしいものではありません。
普段のトレーニングで、十分に筋肉は稼働するようになります。
たとえば、体幹トレーニングの「フロントブリッジ」は、
免疫力を高める方法として、手軽な運動の一つです。
※免疫力を高める方法(フロントブリッジ)
- 1)うつ伏せの状態から肘を肩の真下につけ、肘で上半身を持ち上げる
- 2)お腹をしめることで腰を持ち上げ、背中と腰、お尻をまっすぐに
- 3)呼吸は続けたまま、水平状態を5秒間キープする
フロントブリッジを行うことで、姿勢をコントロールする筋肉が鍛えられます。
ご自宅で手軽に続けられるものですから、ぜひマスターしてください。
不調を感じる前から、免疫力を高める方法を!
当院には、免疫力の低下によって、全身疲労感で意欲がわかない方や、
重度の冷えやむくみ、不眠などでお悩みの方もたくさん来られます。
自律神経のバランスを崩し、当院に来られる方も多数おられます。
こうした不調が出る場合、症状を認識する前から免疫力が下がっています。
つまり、不調を感じる前から免疫力を高めるためのメンテナンスを
しっかり行っておくことが大事なのです。
普段から免疫力を保っていれば、風邪も引きにくくなりますし、
そもそも身体の疲れ方が違います。当然ながら持久力もアップして、
自然と運動がしたくなる方も多いようです。
高い免疫力は、私たちの健康を保ち、毎日の暮らしを充実させます。
免疫力低下の自覚があるなら、ぜひ早めに当院にご相談ください!
この記事を書いた人
小池 研身(こいけ けんみ)
整体師/モルフォセラピスト/アロマテラピーアドバイザー/健康管理士一般指導員/食育インストラクターPrimaryなど
開業から約20年、10万人以上の施術経験があります。施術では、操体法やカイロプラクティック、アクティベータテクニック、SOTテクニックなどを活用。身体の土台である骨盤を調整した上で、全体を整えます。整体は民間療法ではありますが、不調を改善させる大きな可能性を秘めています。身体の悩みは当院にお任せください。
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