みなさん、こんにちは！
杉並区阿佐ヶ谷の整体、研身整体院の院長、小池研身です。

私が整体の世界に飛び込んでから、早14年という月日が経ち、
そしてありがたいことに、９月には研身整体院も10周年を迎えました。
この機会に、改めて感じること、今後に向けての決意をお伝えいたします。

西洋医学の疑問！人には治ろうとする力があるのに

開業以来ずっと、経験を重ねれば重ねるほど、思うことがあります。
それは、「人間には、自ずと治ろうとする力がある」ということです。

人は誰しも、自然治癒力を持っています。だから、転んで傷ができても大丈夫。
体液が出て傷口を保護し、皮膚を再生してくれます。傷は基本的に勝手に治ります。
体内にウイルスが入ったとしても、心配はありません。体がちゃんと治してくれます。

鼻水によってウイルスを流し出そうとしたり、嘔吐や下痢といった形で、
すみやかに体外に押し出したり。自分の力でちゃんと治ろうとするのです。

ところが、西洋医学はそうはいきません。症状を薬で抑え込もうとします。

決して否定するわけではありませんが、対症療法には疑問を感じています。
風邪を引いて熱が出れば、無理やり下げるための解熱剤が処方され、
血圧が高ければ降圧剤、アトピーならステロイドが処方されます。

本当に、これでいいのでしょうか？

症状が出るときには必ず、引き起こす「理由（原因）」があるはず。
その理由を無視して症状だけを抑えても、意味がないと考えています。

たとえば、降圧剤を飲んで血圧が下がったとしても、あくまで一時のこと。
ステロイドでアトピーが改善したように見えても、体内に押し込んでいるだけ。
根本にひそむ問題を解決しない限り、別のタイミングで表面に出てきてしまいます。

目に見える症状ではなく、見えない原因こそが大切

私は医師ではありませんから、もちろん病気に対する治療を行うことはできません。
ですが、「治りやすい体をつくる」という意味で、お手伝いをしたいと思っていますし、
そして、これまでに多くのお客様の身体づくりのお手伝いをしてきたと自負もしています。

先ほども述べた通り、症状が出る前には、必ずその理由というものが存在します。
体が歪めば恒常性が崩れ、その状態で身体的・精神的ストレスを受ければ、
なんらかの病気を引き起こす原因になってしまうのです。

そして、体が病気を治そうとすると、「発熱」という症状が現れるわけです。

熱が上がるのは悪いことでなく、白血球の免疫機能が十分に働いている証拠。
治癒に向かって懸命に活動しているからこそ、結果として熱が出るのです。
にも関わらず、西洋医学では発熱を悪者扱いし、解熱剤を処方する。
これは本質を見ておらず、私には逆効果としか思えません。

私の考え方からいけば、「発熱＝自然治癒力が発揮されている」状態です。

かなりの高熱なら話は別ですが、38度ほどなら自分の体を信じれば大丈夫。
治ろうとしている体を肯定し、応援してあげるのが本来の姿です。整体の役割は、
体の歪みを正し、本来の自然治癒力が十分に働くよう、手助けすることと思っています。

風邪による発熱を薬で抑え込んで治した後は、ずっと気だるさが残っていませんか？
一度ぜひ、薬に頼るのではなく、ご自身の自然治癒力だけで治してみてください。

発熱したら、体を温めて水分をしっかりと補給し、汗を十分に出す。
睡眠をたっぷりとりながら、体のバランスを整えていくことが大切です。
乗り切った後は、自分の自然治癒力や免疫力がパワーアップした感覚があります。
個人的には、とても爽快だなと感じていますよ。

ますますブラッシュアップ！手技を磨き続ける決意

身体の歪みを正し、バランスや調子を整え、自然治癒力を存分に引き出したい。
その想いをさらに形にするために、常に整体の技術を磨き続けています。

そのベースにあるのは、自分がこれまでに身につけてきた手技ですが、
頭蓋骨調整のように、直感でピンときた手技も貪欲に学び続けています。

必要と思われる新たな手技を知ることは、基本の技術を見直すことにつながり、
そして、さらにブラッシュアップすることにもつながるのです。私の役目は、
お客様が「いま」「もっとも」困っている痛みや辛さを取り除くこと。
「自ずと治ろうとする身体に整えること」だと思っています。

身体のことで困ったことがあれば、すぐに私の顔を思い出してもらえるような、
頼りがいがあって、安心して任せられる整体師、カイロプラクターでありたい。
そう思って、日々精進を続けています。

そのためには、技術力のさらなる向上はもちろん大事。さらには人間力や、
コミュニケーション力も、もっとつける必要があると身を引き締めています。

これからも私は、皆さんの自然治癒力を引き出すお手伝いをいたします。
ぜひ、身体のことでお悩みでしたら、頼りにしていただければと思います。