みなさん、こんにちは！
杉並区阿佐ヶ谷の整体、研身整体院の院長、小池研身です。

私は施術するとき、どんな症状であっても、必ず骨盤矯正を行っています。
肩こりや首こりなど、骨盤は関係ないと思ってしまうかもしれませんが、
すべての身体の不調の原因には、必ず骨盤の歪みがあるもの。

なぜ骨盤を重視するのか？どのように骨盤矯正に取り組んでいるのか？
骨盤矯正に関する自分なりの考えを、お伝えしたいと思います。

頸椎の調整に全力を注いだ修業時代

私が初めて骨盤矯正を学んだのは、整体の学校においてでした。
なにせ16年も前のこと。整体業界における常識も、今とは異なり、
骨盤矯正の認知度なんて、まだまだずいぶんと低い時代だったのです。

骨盤は身体の中心。もちろん、大事な部分だと分かって学びました。
ただし、今ほど熱が入っていなかったというのが、正直なところです。

むしろ重要視してしっかり学んだのは、頸椎（首の骨）のことでした。
当時は、「頸椎の１番と２番を矯正すれば、神経系統の流れがよくなり、
免疫力も向上し、体の不調はすべて快方に向かう」と教育されていたのです。

私が「心の師匠」と慕い憧れている、とあるカイロプラクターがいます。
その方も当時は骨盤ではなく、頸椎を重視する手技を行っていました。
その頃は、「頸椎１番を調整すれば、すべてうまくいく」といった、
オールインワン学説とでもいうべき考え方が、主流だったのです。

当時の私は、経験の浅い初心者。業界全体の流れもあってか、
頸椎を重視して、骨盤よりも頸椎の調節に全力を注いでいました。

身をもって実感！実は骨盤が重要だった

ところが、あるカイロプラクターの先生と知り合ったことが、転機になりました。
その先生とは話が弾み、次第に骨盤矯正に関しての情報交換もするようになり、
骨盤矯正がもつ可能性の大きさに、強く惹かれるようになったのです。

実は私、スポーツで腰を傷めてしまったことがあります。その古傷のせいで、
右のお尻から足先まで、しびれや不快な痛みを感じることがありました。
いわゆる「不定愁訴」です。どうもスッキリとせず、ずっと気になる状態で。
ところが骨盤矯正法を施してもらったところ、いやな症状が一気に消えたのです。

その後は、骨盤矯正について学べる数々のセミナーや講習にも参加して、
貪欲に、骨盤矯正についての知識や技術を吸収していきました。

一言で骨盤矯正といっても、当然ながらさまざまな手技があります。
幅広く学ぶ中で、「これなら自分の考え方に合う！」と思えるものや、
「これならお客さまの役に立つ！」と確信できるものを選び、習得しました。

それ以来、信頼できる仲間たちとの技術のシェアも続けながら、
現場で何万人という大勢の方々の骨盤を診させていただきました。

骨盤が歪めば、不調のオンパレードに……

骨盤は、身体の中心にある重要な骨組みで、本当に大切な存在です。

骨盤の中には、腸や泌尿器・生殖器といった臓器をすっぽりと収めています。
どっしりと重い頭など、上半身の重力も、しっかりと受け止めています。
また、上半身と下半身をつなぐ重要な部分でもあります。

すなわち、骨盤は、「内臓の保護」と「身体の支持」という、
２つの重大な役割を担っている場所。骨盤が歪むと本当に大変です。
では、実際にどのような心配があるのか、主なものをご紹介しましょう。

１）自律神経のバランスが崩れる

骨盤が歪めば、その上に乗っている背骨も当然ながら、影響を受けます。
また、背骨が歪めば神経の通り道を圧迫し、神経の働きが阻害されることに。
そして、自律神経のバランスが崩れる原因にもなってしまうのです。

２）坐骨神経痛の原因になる

骨盤には、「坐骨神経」（ざこつしんけい）という大きな神経が通っています。
骨盤が歪むとこの神経を圧迫しますから、坐骨神経痛を発生させることも……。
坐骨神経痛になると、太ももにしびれを感じたり、おしりに鋭い痛みが走ったり。
本当につらい症状の一つですから、何とか避けたいものです。

３）むくみや冷えの原因になる

骨盤が歪むと体液の循環も阻害しますから、血流も悪くなります。
その結果、酸素や栄養が身体に届きにくくなり、老廃物も残りがちに。
すると、新陳代謝機能が悪くなって、むくみや冷えの原因にもなります。

……骨盤って、本当に大事な場所です。骨盤をもっともっと、敬いましょう。

私もますます勉強して、技術も磨き、骨盤矯正の可能性を探っていきます。
そして、骨盤矯正によって健康づくりのお手伝いをすることを約束いたします。

みなさん、こんにちは！
杉並区阿佐ヶ谷の整体、研身整体院の院長、小池研身です。

整体師というと、どのようなイメージを思い浮かべますか？
「各人が腕に自信をもち、それぞれに技術を磨いているかんじ」
「黙々と仕事をこなす職人肌」という印象をお持ちの方が多いのでは？

たしかに、他の整体師と交流を持たず、ストイックに技術を磨く人もいます。
私は違います。信頼できる整体師とであれば、つながりを大事にしたいのです。

私はこれまで多くの技術を学び、習得しました。実践する中で微調整を繰り返し、
自分独自の技術へと昇華させてきました。ですが、まだまだ学びたいことがあります。
新しい手技を学び、自分なりに培ってきた技術と、無理なく組み合わせる。
そうすることで、もっとお客さまの役に立ちたいと思っています。

当然、一人で黙々と勉強する「一匹オオカミ」ではいられません。
技術面でも心構えの面でも、信頼できる仲間の存在がとても大切です。
決して自分の殻だけに閉じこもったり、無駄に競い合ったりするのではなく、
信頼できる仲間から謙虚に、必要な知識や心構えを学んでいきたいと考えています。

すぐれた技術のシェアを！月１回の勉強会を開催中

たとえば月に１回、仲間と一緒にカイロプラクティックの勉強会を開催しています。

この回に集まるのは、とあるカイロプラクティック勉強会で知り合った仲間たち。
知っている人が、知りたい人に教えることで、お互いに技術を教え合っています。
お互いの技術向上を目的に行っているので、受講料をとるわけではありません。

この勉強会に集まっているのは、「手技に対して貪欲な施術家」たち。
お互いを敬う気持ちを持っていて、仕事に対し、驚くほど真面目な方ばかり。
皆さんそれぞれに良い手技を持っており、一人ひとりから刺激を受けています。

たとえば、神経の詰まりを解消するための「アクティベータ・メソッド」や、
乱れた気を元に戻すための「タッチフォーヘルス」といった手技の他、
軽い力で骨を動きやすい方向へ誘導する「誇張法」などなど……。

これからも優れた手技、お客さまが必要としている手技とたくさん出会い、
「これだ！」と思えるものを真剣に学び、深めていこうと考えています。

お客さまの健康のために！これからも仲間を増やしたい

仲間との交わりによって得ているのは、新しい知識だけではありません。
技術を磨く上で悩むことがあっても、自分では結論が出せないこともあります。

でも、他の整体師に相談することで、意外な答えに行きつくことも多々あります。
精神的な支えになってもらったり、精神的な部分で、仲間に助けてもらったり。
折に触れてそう感じますし、そのたびに仲間のありがたみを強く実感します。

これからも自分の殻に閉じこもり、可能性の広がりを限定するのではなく、
大いに仲間と交わっていきたい。この軸はずっとぶれることはないでしょう。

ただし、価値観が合うというのが、当然ながら前提条件になります。
考え方が前向きな方、勉強熱心な方、仲間意識が強い方、おもしろい方。
ぜひお互いに学び合う仲間と、これからもたくさん出会っていきたいものです。

なお、毎月第３木曜の午後8時30分から、私の院で勉強会を開催しています。
もしこの記事を読み、興味を持った方がいたら、お気軽にご連絡ください。

受講料は必要ありません。親睦を深めるため、勉強会の後にお酒を少し飲みます。
缶ビールなど、自分の飲みたいものだけ、持ってきてください。それだけでOK。
お互いに切磋琢磨できる仲間と、お客さまのために自分の手技を磨きましょう！

みなさん、こんにちは！
杉並区阿佐ヶ谷の整体、研身整体院の院長、小池研身です。

私の人生の中でなくてはならない存在。その一つが「柔道」です。
とはいっても、ずっと柔道と共に人生を歩んできたわけではありません。

柔道を始めたきっかけは、体育の授業での、まぐれともいえる「準優勝」。
突然の廃部というハプニングで、柔道から離れてしまった時期もありました。
そしてさまざまな偶然が重なって柔道を再開し、いまの私がいます。
やはり私にとって、柔道はなくてはならない存在なんです。

そんな中、数年前に柔道２段の昇段審査に合格！今回は、
「小池研身の柔道人生」についてお話したいと思いますので、
もしよろしければ、しばしお付き合いいただけましたら幸いです。

ビギナーズラック？まぐれの、まさかの準優勝

柔道との出会いは、中学２年のときの「体育の授業」でした。

何回かの授業で基本的な技を習った後、男子だけのトーナメント戦に参戦。
そのときの私は、もう必死！袈裟固めに大外刈りに、出足払いに……。
授業で習ったばかりの技を総動員して、必死でたたかいました。

自分が使える技を使いまくったところ、気が付けばなんと「準優勝」！
まぐれの準優勝がきっかけで柔道が好きになったのですから、
人生は不思議なものだなと、いまも改めて思っています。

その後、柔道に興味を持った私は、発足したばかりの柔道部に入部。
ただ、きちんと教えられる指導者がいなかったので、まるで真似事でした。

柔道というよりはむしろ、プロレスごっこの延長でしょうか？
「なんで柔道着を着て、卍固め？」「どうしてヘッドロック？」と、
思わず突っ込みたくなることばかりの柔道部時代を過ごしていました。

そんな中、「柔道部が廃部」という事件が起きます。部の先輩が体育館裏で
タバコを吸っていることが、学校の知れるところとなったのです。

多感な年ごろですから途方に暮れてふてくされ、「柔道は辞めた！」と宣言。
実際に、それから何十年もの間、胴衣を身につけることはありませんでした。

「稽古してみないか？」という、運命の一言

柔道からすっかり離れた私は、学校も卒業して社会人になりました。
いまとは畑違いの編集の仕事をしていたころは、寝る時間も惜しいほど忙しく、
タバコも覚え、不摂生な生活をしていました。柔道なんて、当然頭の中にありません。

ところが、当時母親が経営していた飲食店に、たまたま私がいたときのこと。
顔見知りの刑事さんから、「稽古してみないか？」と柔道の稽古に誘われたのです。

もちろん、当時の私に柔道をする余裕なんて、まったくありません。
そのときは、眠る間もないほどの多忙を理由に、丁重にお断りしました。

でも、「私の中に眠っていた柔道への想いが目を覚ました」とでもいうのでしょうか？
それからというもの、オリンピックの柔道の試合が放映されていれば観てしまう、
柔道全日本大会が放映されれば観てしまう。次第に、柔道へ心が傾いていったのです。

「稽古してみないか？」というあの言葉は、まさに私にとって運命の一言でした。
あの言葉がなければ、柔道に再び関心をもつことはなかったと思います。

尊敬できる師との出会い、そして柔道を再開

それからは、柔道をするでもなく、かといって忘れることもできず……。
時間だけがだらだらと流れていました。私は編集の仕事を辞めて整体師になり、
きっぱりと禁煙。有酸素運動するようになり、体力的にも余裕が出てきていました。

すると身勝手なもので、忙しいときは「何もしたくない」と思っていたのに、
「何か運動したい！」と思うようになっていました。ちょうどそんなときのこと。
「杉並柔道教室」の野口泰三会長のインタビュー記事を目にする機会がありました。
そして、区の広報にも「杉並柔道教室」の案内が。「これだ！」とピンときたのです。

思い立ったら即行動！まずは当時の会長のご自宅に、すぐさま電話。
「入会したいんです！」と伝え、妻には柔道着を用意してもらいました。
すぐに教室の見学へ。本格的に練習再開したことは、言うまでもありません。

本当に長らく離れていた柔道。でも、惜しいと思ったことはありません。
むしろ、いまは「学生時代の忘れ物」を取りに行っている感覚でしょうか？
自分の後ろにぽっかりと空いている穴を少しずつ埋めながら、前へ進むつもりです。

その穴を埋めるため、新たな自分として柔道との関係を築いていくため、
柔道は大切な存在です。私はこれからも、柔道と共に生きていきます。

多くの子どもたちに、柔道という夢を与えたい！

私には、大切にしている夢があります。
それは私が柔道に無我夢中でのめり込んだ、中学生のころのような感覚を、
今の子どもたちにも持たせてあげたい、柔道の楽しさを教えてあげたいのです。

私が中学生のときに経験した柔道は、まがいものだったかもしれません。
でも、私にとってはまぎれもなく柔道で、心底楽しいと思えた時間でした。

一人でも多くの子どもたちに、そんな興奮や楽しみを伝えてあげたい。
目標に向かって踏ん張ることの楽しさもしんどさも全部伝えてあげたい。
そんなことを考えて、心を躍らせているのです。

夢を叶えるためにも、まだまだ私自身やることがたくさんあります。

さらに上の段を目指し、指導者資格を取得しなくてはなりません。
そして何より、指導者として信頼される人間になることが大事です。

夢の実現は、ずいぶんと先のことかもしれませんが、夢は必ず叶います。
いや、叶えます。「我が柔道人生」は、まだまだ、続くのですから。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました！